二戸演劇協会について(紹介と近年の活動)  更新2002/02/02
◆「二戸演劇協会」は、三度の飯よりも、愛する彼氏よりも演劇が好きな、楽しいやつらばっかりのアマチュア劇団だ。 もう25年以上も続いている。 「二戸演劇協会」と書くと、なんて硬い名前だ!と自分でも思うが、昔からこの名前だったんだからしょーがない。
 と思ったのは私ばかりではなかった。平成11年田中舘愛橘博士の劇を行った後、せめて愛称を考えようと言うことになり、結局「The 雲人」(ウンジン・unzin)と決まった。以後the雲人の名で親しまれている。
 the雲人の特徴は音響も照明も音楽も、何でも自分たちだけでやってるってこと。(大道具とか音楽はともかく、照明や音響までとなると、この辺のアマチュアでは、そこ迄やらない方が多いんだ。)
 もちろん脚本書く人もいるが、みんなが割とわがままというか、やりたいものがありすぎるというか、とりあえず正統派?というか、脚本にはこだわる

◆毎年一回、二戸市市民文化祭にも参加してきた。この時だって、「あれをやろう!」、「これをやりたい!」と大騒ぎする。この時、一番かわいそうなのが会長(館林克典)だ。何しろ毎年「ミュージカル!、ミュージカル!」と頑張るのだが、「俺ぁ踊れねぇ」とか「歌?とんでもない!」という、わがままな役者達によって、無視されてしまう。それやこれやの末、平成8年位までは割合、宮沢賢治ものを多く公演してきた。



◆宮沢賢治といえば、96年の『宮沢賢治記念祭』で花巻公演した(8月4日:イーハトーブ館)。前日から花巻入りして頑張った。当日は立ち見が出た程で役者達も張り切った。反響も大きかった。 (誰か見た人いたらメールおくれ。)演目はもちろん賢治の「どんぐりと山猫」。ビデオやCGまで駆使した感動の舞台だったぞ!。 
◆ここらで路線変更という訳でもなかったが、平成10年1月25日には我が劇団オリジナル脚本で、しかも地元二戸市につたわる「佐々木ケ池」の伝説を公演した。
 たけだひでをの妖しくも悲しい物語。まったくセリフもない照明と舞台効果だけの幻想的なシーンの美しさは比類なく、演劇仲間をうならせた。100年の時を越える物語が繰り広げられた。

 更に、11月1日には、久保田常治さんの原作「おらが昔のようすと昔話」より、地元金田一の狐の話が脚本化され、「奥州金田一妖狐伝、岩館イワコの段」として上演された。 やはり、劇団オリジナルであった。(あうる脚本)

 結果として地元の話を劇にしたものが2年続いたが、さらに地元にまつわる舞台は続いた。
◆平成10年にはもうひとつ大きなイベントがあった。96年の劇団カシオペア座二戸公演に引き続き、一戸公演「時空の贈り物」へ全面協力したことだ。
 the雲人は舞台、照明、音響と言った裏方の仕事で一緒に汗をながした。会場が一戸町の「万代館」という映画館だったため、様々な制限もあり、大変苦労をした。しかし、実に貴重な経験だったし、何より多くの仲間に出会うことが出来た。
 劇団カシオペア座の公演には、その後も(主に裏方や、照明などで)協力、参加している。

 特に九戸村公演「捕まったオドデさま」は、公募脚本に応募した、団員あうるが入賞した脚本だった。そのせいではないが、公演には雲人の役者さんも多数客演した。
 その結果、the雲人九戸村公演?と言えそうなほど、みんなのめりこんだ。公演は大成功し、あうるは仲間に深く感謝した。
◆平成11年には地元の先人田中舘愛橘博士を題材に「旭日のサムライ」。を公演する。丁度、地元に田中舘愛橘博士記念科学館オープンを記念したものだったが、これが大変な騒動となる

 そして、遂に平成12年には会長悲願のミュージカル「赤ずきんちゃんの森のオオカミたちのクリスマス」を公演した。これには、半年以上前から練習を重ねるなど、いつも以上に気合が入った。何しろ10年以上も前から脚本だけは用意していた会長だったから、ミュージカル実現はきっと嬉しかったに違いない。


(上の写真は平成6年公演時のものです)
年が明け、平成13年も大変な一年になった。この年は二戸市市政30周年記念にあたり、二戸市民参加のイベントミュージカル、九戸政実物語「北斗の誓ひ(ぼくらはマサザネ少年団)」に全面協力することになった。
 the雲人は、脚本、演出、舞台監督、踊り、衣装、大道具、発声トレーナーなど全てに渡って活躍した。

 このミュージカルはキャストスタッフ総勢200人を越え、しかも子供たちは40人以上。 恐ろしいことに準備期間は3ヶ月、練習は正味2ヶ月という超過酷な企画であった。しかし、他劇団とともに、みな頑張ってくれて本番は大成功に終わった。
 そしてそして!、この年の暮れには「銀河鉄道の夜」を公演。演出は若手の香奈子が、苦労しながらがんばってくれ、立派な舞台となった。
◆翌平成14年は、地元の先人田中舘愛橘博士の没後50年だった。この記念イベントに、「愛橘博士を劇に」という依頼が舞い込んだ。the雲人はこれを受け、劇団単独で、ミュージカル「Aikitu」公演を行った。
 この時、昨年に続いて20数名の子供達が参加してくれた。
 Aikitu公演は、テレビ岩手製作の愛橘博士の特集番組の中でもかなりのウエイトで紹介され、the雲人は、県内中に知られるところとなった。
 (その後も子供たちの情熱はさめることを知らず、これに応える形で、我が劇団の子供劇団として「LOVE☆KID’S」となった。以後LOVE☆KID’Sは、イベントや、合唱祭などで大活躍を続けている)

 平成15年には、一転してプロの書いた脚本に取り組んだ。演出に初挑戦したのは中堅の康子だったが、見事にみなの期待に応えて、「カーテンコール」の公演を成功に導いた。
 いよいよ、中堅や若い世代の人たちの時代が、音を立てて動き出し始めている。 

 雲人はこの他にも、二戸地域の劇団公演があるたびに応援を行っている。もちろん、照明とか大道具などの裏方が多いが、時にはキャストまでも手伝うこともある。
 反対に、仲間の劇団の応援を戴いたり客演して戴くこともある。
 地域内の劇団どおし、目指すところはそれぞれに違っても、しっかりコミュニケーションが取れているのだ。
◆時々はアルバイトって感じで、二戸市民文化会館のイベントとか、二戸まつりといったイベントの裏方で活動することがある。
(時には協会の活動資金稼ぎでもあるわけだが)

 例えば劇団四季のミュージカルの舞台裏で力仕事に頑張る。中央の舞台の裏を見られるなんてのも、結構ワクワクするものがあるぞ!。

というわけで、演劇協会the雲人では

新しい仲間を募集
しています。

演劇に興味のある人。舞台のことを知りたい人。おもしろいことやりたい人。是非一緒にやりましょう!!
山猫だって言っている。みんなで一緒に楽しい演劇やんべ。
メールっこけでくなさい。

(この項は、劇団の長老あうるの独断と偏見で構成しています)


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